認知症と原始反射・固める反射
梅田幸子さんブログより抜粋
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認知症専門のお医者さんが、
原始反射が出ているかどうかは、認知症のレベルのひとつの指標にしていると話していました。
固める反射の統合ワークや、原始反射の統合ワークを親御さんにされている方々から、
『親の認知症がよくなっている気がする』
『進行性の認知症だと言われていたのに、進行が明らかに【止まった】』
『認知機能の変化はわからないけど、認知症特有の問題行動が減って、ありがたい』
などと聞いていました。
これまで認知症の改善に効果があるかと聞かれて
「わからないけど、試してみる価値はある」とお答えしてきましたが、
「原始反射が出ているかどうかは、認知症のレベルのひとつの指標にしている」お医者さんがいるなら納得だな。
もう少しだけお話してあげられることが増えました。
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試してみる価値の部分をもう少し解説しましょう。
●老化は発達していないところから始まる
認知症は脳の変化による症状です。
脳の老化が認知症ならば、
反射の統合で脳が発達すると、
認知症がよくなる可能性がありそうです。
●反射だから
反射は、無意識下でおこる刺激に対する反応で、
認知の歪み、記憶、
運動・行動、衝動性などとも関係が深いです。
萎縮した脳が戻らなくても、反射の統合により、
情報の処理、感情の動き、衝動性、行動は
変わる可能性があります。
●ストレスが減る
ストレスが問題行動の引き金になるパターンがあると聞きます。
反射の統合でストレスになる刺激が減ったり、
寂しさや傷つくといった
ネガティブな状態になりづらくなったりします。
問題行動の減少につながりそうです。
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天職・天命を生きることと、介護は関係するため、コンサルの中でも、挙げられる内容です。
親御さんの認知症の対応で悩む人の相談に乗ると、
「抑圧してきた部分が認知症の問題行動として発露する」
確率がとても高いと感じています。
だから、反射の統合ですべて解決するとは思いませんが、反射がひとつの要素なら、統合したいですね。
そして、「抑圧してきた部分が認知症の問題行動として発露する」確率を見ると、
いま、自分を抑制することなく生きていたほうが、
晩年、周りの大切な人を困らせることがなさそうだなぁとも思っています。
自分の中に生まれるどんな感情も欲求を認め、
受け入れ、満たしてあげることも、反射の統合でしやすくなります。
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